撥水加工とお手入れ方法
撥水加工とお手入れ方法
■撥水加工とは…

撥水加工は、フッ素系樹脂を主体とするはっ水剤を繊維と強力に結合させることによって、
水玉のように水分をポロンとはじきます。
■撥水加工商品のお手入れ方法
- Point1:
- こぼした水分はすぐに拭き取ってください。
ワインやジュース、お醤油やドレッシングなど、とにかくこぼしたらすぐに拭き取ってください。
そのままにしておくと、乾いてシミが取れにくくなります。
ケチャップなど油分の多いものは布目に入りやすいので、濡れ布巾で叩くように拭き取ります。 - Point2:
- シミ抜きをしてから洗濯をしてください。
食べこぼしのシミが付いてしまった場合は、色・柄物に使える酸素系漂白剤につけてから
洗います。テーブルクロスの場合、大きくてつけ置きも場所を取りますので、夜のうちに
洗濯機に漂白剤と一緒に浸しておき、翌朝洗濯機をまわすと気軽です。 - Point3:
- 柔軟剤は使用しないでください。
撥水加工の商品に柔軟剤を使用しますと、水分をはじく効果の上に柔軟剤の膜を張ることに
なり、はじく効力が半減してしまいます。
もし使用してしまった場合はもう一度水洗いをして柔軟剤を落としてください。撥水効果が
戻ります。 - Point4:
- よくシワをのばして干してください。
脱水は弱めにして、すぐに干してください。濡れたまま放置するとシワの原因になります。
その際よくシワを伸ばし、布目がゆがんで乾いてしまわないように干すのがコツです。 - Point5:
- 撥水効果が弱まってきたように感じたらアイロンをかけてください。
洗濯を繰り返すと繊維が毛羽立ち、撥水効果が弱まったように感じることがあります。
その場合アイロンをかけると、フッ素の分子の乱れが整い、表面の毛羽も押さえられて
再び撥水の効果が戻ります。