新着情報

ハンカチ携帯率は昭和8割超え、平成7割弱、令和は半数に減少か。手洗い後は“自分の服で拭く”人も?現代の身軽志向にフィットする「かさばらない実用性」がカギ

今回当社では、①昭和/②平成/③令和時代に20代だった方を対象に、「世代別に見る、身だしなみ意識とハンカチ携帯」に関する比較調査を行いました。

スマートフォンやキャッシュレス決済の普及、衛生環境の変化などを背景に、外出時に持ち歩く物を取り巻く状況は、以前と比べて少しずつ変化しています。

こうした中で、日常的に持ち歩くものには、利便性だけでなく、育ってきた時代や生活習慣が反映されているとも考えられます。

特にハンカチは、かつては身だしなみやエチケットの一つとして日常的に携帯することが求められてきましたが、世代によっては必ずしも「常に持ち歩くもの」とは認識されていない可能性もあります。

そこで今回、当社は、①昭和/②平成/③令和時代に20代だった方を対象に、「世代別に見る、身だしなみ意識とハンカチ携帯」に関する比較調査を行いました。

調査概要:「世代別に見る、身だしなみ意識とハンカチ携帯」に関する比較調査

【調査期間】2026年2月18日(水)~2026年2月19日(木)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,013人(①338人/②336人/③339人)

【調査対象】調査回答時に①昭和/②平成/③令和時代に20代だったと回答したモニター

【調査元】ブルーミング中西株式会社(https://www.blooming.co.jp/

【モニター提供元】サクリサ

【トピックス】

・ハンカチ携帯率は昭和82.3%、平成66.7%、令和52.2%と世代が下がるほど低下

・手洗い後は「ハンカチで拭く」49.4%が最多、設備利用も34.9%と3割超

・ハンカチを持たない理由、平成・令和は「持ち歩く習慣がない」が最多

・ハンカチに対する価値観は昭和の「マナー」から、平成・令和の「状況・清潔感重視」へ

・ハンカチを持たない人への印象、最多は「身だしなみ・清潔感への意識が低そう」

・「持ち歩きたい」ハンカチは「シンプル」「コンパクト」の実用性

外出時の必須アイテムは「スマートフォン」「財布」「ハンカチ」

はじめに、「普段、外出する際に持ち歩いているもの」について尋ねたところ、『スマートフォン(90.1%)』と回答した方が最も多く、『財布(82.6%)』『ハンカチ(59.6%)』となりました。

外出時に欠かせない『スマートフォン』と 『財布』が上位に挙げられる一方で、『ハンカチ』も約6割が持ち歩いている結果となり、全体として見ると比較的高い水準にあることがうかがえます。

■外出時にそのようなアイテムを持ち歩く理由は?

・【スマートフォン/財布/ハンカチ/ポケットティッシュ】

子供の頃から常に持ち歩いていたから(1959年以前産生まれ/女性/愛知県)

・【スマートフォン/財布/ハンカチ/ポケットティッシュ/モバイルバッテリー/飲み物(ペットボトル・マイボトル)/化粧品・身だしなみ用品/折りたたみ傘】

いつ必要になっても困らないように(1959年以前生まれ/女性/大阪府)

・【スマートフォン/財布/ハンカチ/ポケットティッシュ/モバイルバッテリー/飲み物(ペットボトル・マイボトル)/化粧品・身だしなみ用品】

身だしなみ(1983年年生まれ/男性/埼玉県)

・【スマートフォン/財布/モバイルバッテリー】

最低限必要なものだから(2003年生まれ/女性/宮城県)

昭和世代の方からは、「習慣」や「備え」といったいざというときに困らないための理由や、「身だしなみ」といった観点が挙げられ、令和世代の方はできるだけ無駄を省きたいという合理性やコンパクトさを重視している回答が見られました。

では、実際に外出時に持ち歩くアイテムを選ぶ際、どのような基準で厳選しているのでしょうか。

「外出時に持ち歩くものについて重視している点」について尋ねたところ、『使いやすさ(70.9%)』と回答した方が最も多く、『軽さ・サイズ感(65.9%)』『デザイン性(12.6%)』となりました。

『使いやすさ』や『軽さ・サイズ感』など、外出時に持ち歩くものには実用性や持ち運びやすさを重視する傾向があることがうかがえます。

また、『デザイン性』も一定数選ばれており、機能面だけでなく見た目や質感といった要素も無視できないことが示されました。

機能面だけでなく見た目や質感といった要素も持ち物選びの判断材料になっているようです。利便性を前提としながらも、自分の好みに合ったものを選びたいと考えている方もいるようです。

ハンカチ携帯率は昭和世代82.3%、平成世代66.7%、令和世代52.2%?!

実用性や持ち運びやすさが求められる一方、先ほどの質問で約6割が持ち歩いていると答えた「ハンカチ」について、世代別に見るとどのような違いがあるのでしょうか。

「あなたは普段、ハンカチを持ち歩いているか」と尋ねたところ、世代別で以下のような回答結果になりました。

■昭和

『いつも持ち歩いている(65.1%)』

『だいたい持ち歩いている(17.2%)』

■平成

『いつも持ち歩いている(40.5%)』

『だいたい持ち歩いている(26.2%)』

■令和

『いつも持ち歩いている(24.8%)』

『だいたい持ち歩いている(27.4%)』

昭和世代では、8割以上が「いつも」あるいは「だいたい」持ち歩いているのに対し、平成世代は約7割、令和世代では半数程度と、世代が下がるにつれてハンカチの携帯率が低下しています。

世代によって携帯状況に差が見られる中で、実際に外出先ではどのように手を乾かしているのでしょうか。

続いて、「外出先で手を洗った際、洗った手をどのようにすることが最も多いか」と尋ねたところ、『持ち歩いているハンカチで拭く(49.4%)』と回答した方が最も多く、『備え付けのハンドドライヤーやペーパータオルを使う(34.9%)』『自然乾燥させる(8.3%)』となりました。

ハンカチを使用する方が一定数いる一方で、備え付けの設備を利用する方も多いことが分かりました。ハンドドライヤーやペーパータオルが設置されている施設が増えていることから、必ずしもハンカチを持ち歩かなくても困らないと感じている方もいるのかもしれません。

実際に、ハンカチを持ち歩かない理由は何なのでしょうか。

前問でハンカチを『あまり持ち歩いていない』『全く持ち歩いていない』と回答した方に

「ハンカチを持ち歩かない理由」について尋ねたところ、世代別で以下のような回答結果になりました。

■昭和

1位:『ハンカチを使う機会が少ないから(40.0%)』

2位:『公共のトイレにハンドドライヤーやペーパータオルがあるから(30.0%)』

3位:『持ち歩く習慣がないから(28.3%)』

■平成

1位:『持ち歩く習慣がないから(42.0%)』

2位:『ハンカチを使う機会が少ないから(24.1%)』

3位:『忘れても特に困ることがないから(19.6%)』

■令和

1位:『持ち歩く習慣がないから(46.3%)』

2位:『ハンカチを使う機会が少ないから(22.8%)』

3位:『忘れても特に困ることがないから(21.0%)』

昭和世代では「使う機会の少なさ」や「公共設備の存在」といった環境要因が中心であるのに対し、平成・令和世代では「習慣がない」が最多となりました。

若い世代でハンカチを持つ習慣が根づいていない背景には、育ってきた時代の教育方針や家庭でのしつけが影響しているのでしょうか。

子どもの頃にハンカチ携帯の教育を受けた経験がある方は約7割

「子どもの頃や学生時代、親や先生から『ハンカチ・ティッシュを持つように』と教育(しつけ)を受けた経験はあるか」と尋ねたところ、約7割が『非常によくあった(35.0%)』『時々あった(34.6%)』と回答しました。

ハンカチを持つ習慣は多くの人にとって身近な教育の一つであったようです。

こうした経験を踏まえ、現在ではハンカチを持ち歩くことをどのように捉えているのでしょうか。

「ハンカチを持ち歩くことについて、あなたの価値観に最も近いもの」について尋ねたところ、世代別で以下のような回答結果になりました。

■昭和

1位:『マナーとして必ず持ち歩くべき(47.3%)』

2位:『状況に応じて持ち歩けば良い(25.7%)』

3位:『清潔感のために必要だと思う(18.9%)』

■平成

1位:『状況に応じて持ち歩けば良い(35.1%)』

2位:『マナーとして必ず持ち歩くべき(27.7%)』

3位:『清潔感のために必要だと思う(20.5%)』

■令和

1位:『状況に応じて持ち歩けば良い(29.2%)』

2位:『清潔感のために必要だと思う(25.4%)』

3位:『マナーとして必ず持ち歩くべき(18.3%)』

昭和世代では、ハンカチは「マナー」として持つべきものという意識が強い一方で、平成・令和世代では「状況に応じて持つもの」や「清潔感を保つためのもの」といった捉え方へと変化しているようです。

また、「ハンカチを持ち歩いていない人に対して、どのような印象を持つか」について尋ねたところ、『身だしなみ・清潔感への意識が低そう(26.4%)』と回答した方が最も多く、『細かいところまで気が回らない印象(15.7%)』『だらしない印象を受ける(14.7%)』となりました。

ネガティブな印象を持つ方の中では、「身だしなみや清潔感への意識」を挙げる声が多く見られました。ハンカチを持っていないこと自体というよりも、そこから連想される衛生意識や身の回りへの配慮に目が向けられやすいのかもしれません。

求められるのは「シンプル」「コンパクト」といった実用性?

最後に、「どのようなハンカチなら『持ち歩きたい』と思うか」と尋ねたところ、『シンプルなもの(45.4%)』と回答した方が最も多く、『コンパクトでかさばらないもの(39.1%)』『機能性が良いもの(吸水性が高い・丈夫・防臭加工があるなど)(25.3%)』となりました。

日常的に使う持ち物として、主張しすぎないデザインが好まれていることがうかがえます。また、『コンパクトでかさばらないもの』や『機能性が良いもの』も上位に挙がっており、前問で重視されていた「使いやすさ」や「軽さ・サイズ感」といったポイントと重なる結果となりました。

見た目だけでなく、持ち歩きやすさや実用性がそろっているかどうかが、無理なく携帯できるかを左右しているようです。

【まとめ】世代間の意識ギャップから読み解く、これからの身だしなみとハンカチの在り方

今回の調査で、かつては必需品であった「ハンカチ」の存在意義が、世代間で大きく変容している実態が浮き彫りになりました。

持ち歩く理由や持たない理由を見ても、世代間の意識差は明確です。昭和世代では「習慣」や「備え」といった背景が色濃く、ハンカチは身だしなみの一部として根付いている様子が見られました。一方、平成・令和世代では「持ち歩く習慣がない」が最多となり、必要性を感じたときだけ選択するという合理的な姿勢が主流となっています。子どもの頃に約7割がハンカチ携帯の教育を受けていたにもかかわらず、若年層で習慣化していない点からは、社会環境や生活様式の変化が従来のしつけを上回る影響力を持っている可能性が考えられます。

また、ハンカチを持たない人に対して「身だしなみ・清潔感への意識が低そう」といった印象が一定数挙がっており、形式的なマナーとしての意味合いは弱まりつつあるものの、他者からの評価軸としての「清潔感」は依然として重視されているといえるのではないしょうか。

さらに、外出時の持ち物選びで重視されているのは「使いやすさ」や「軽さ・サイズ感」であり、「持ち歩きたいハンカチ」としても「シンプル」「コンパクト」「機能性」といった要素が上位に挙がりました。ここからは、従来の「マナーとして必ず持つもの」という位置づけから、ライフスタイルに無理なく溶け込む実用品へと役割が再定義されつつある姿が読み取れます。

世代間で価値観は分かれているものの、「清潔でありたい」「身軽でありたい」という根本的なニーズ自体は共通していると考えられます。今後のハンカチには、形式的な義務感を前提とするのではなく、現代の身軽志向に寄り添ったコンパクトさや機能性を備えた存在であることが求められていくのではないでしょうか。


今回、「世代別に見る、身だしなみ意識とハンカチ携帯」に関する比較調査を実施した当社は、1879年(明治12年)東京 日本橋葺屋町(現在の人形町)で欧米雑貨商として創業。以来、140余年一枚の布にこだわり、世界中の人々にモノづくりを通して潤いと豊かさを提供することを企業理念とし、ハンカチーフ、テーブルクロス、ホテルリネンまで幅広い繊維製品を中心に扱っています。

全国百貨店、専門店などへの卸売りや、自社ブランドの開発、小売り事業、OEM事業も展開しております。本調査から、当社が展開するハンカチーフの中から、シンプルなデザインとコンパクトなサイズが魅力のアイテムをご紹介します。

おすすめのハンカチーフをご紹介

当社が運営するハンカチーフ専門店「CLASSICS the Small Luxury」にて、展開しているおすすめ商品をご紹介します。

■mico(ミコ)

商品名のmico(ミコ)とは、3本の糸を撚り合わせた三子糸(みこし)から由来しています。

西インド諸島産海島綿のDNAを100%継承した、超長綿の中でもトップクラスの品質を持つ「アメリカンシーアイランドコットン」を使用し、18番手という太めな糸を3本撚り合わせた糸で織り上げ、程よい厚みでハンカチーフとタオルの中間のようなふかふかとした触り心地が特徴です。

mico(ミコ)シリーズはこちらから>

■boucle(ブークレ)

第3のハンカチとは布帛のハンカチとタオルハンカチの丁度中間、薄すぎず厚すぎず実用的で新感覚のハンカチのことです。

*ブークレのハンカチとは
タテ糸にシルク、ヨコ糸にブークレヤーンを使った織物のハンカチです。

*ブークレヤーンとは
ブークレとはフランス語で輪という意味、細い芯糸に太めの糸を縮れたようにからませながら撚り合せた意匠糸、モコモコと柔らかい手触りが特徴です。ウール素材であればカーディガンやマフラー、綿素材なら夏の下着やシャツによく使われます。クラシクス・ザ・スモール・ラグジュアリのハンカチでは綿70%ナイロン30%のブークレの糸を使っています。

boucle(ブークレ)シリーズはこちらから>

■ヘンプ

以前は日本でもなじみの素材であったヘンプ。

循環型社会に適応し抗菌性・消臭性に優れている特性をもっています。成長が非常に早く、且つ灌漑や農薬に頼らずに育つので栽培することで土壌改良効果も期待されている植物です。クラシクス・ザ・スモール・ラグジュアリとしてもコットン、リネンにつぐ素材としても注目しています。

ヘンプシリーズはこちらから>

当社直営のオンラインショップ「ハンカチーフギャラリー」

~一枚のハンカチーフに想いをこめて~

日頃の感謝、応援、謝罪、お祝いの言葉など、相手の負担にならずさりげなく伝えたい想い。一枚のハンカチにのせて贈りませんか?

ハンカチーフギャラリーはこちら>

 

Copyright (C) 2000. BLOOMING NAKANISHI & COMPANY, All rights reserved.