2008年の新着情報

11月3日はハンカチーフの日。
マリーアンワネットとハンカチーフの関係とは??

11月3日はハンカチーフの日。
ハンカチーフと、フランスの王妃マリー・アントワネットは、ある重要なつながりがあるのです。そのエピソードをご紹介します。

「バラを持つマリー・アントワネット」エリザベート・ヴィジェ・ルブラン作
「バラを持つマリー・アントワネット」
エリザベート・ヴィジェ・ルブラン作

18世紀になるとヨーロッパ各地でレースや刺繍の技術の発展とともに、ハンカチーフもエチケットやおしゃれアイテムとして定着してきました。
フランス宮廷では、貴婦人たちは、高価なハンカチーフを持つことがステータスとされていました。ハンカチーフは、以前は円形や長方形、たまご型など、さまざまな形がありました。また、ハンカチーフを買うために、自分の土地を売ったりする貴族もでたほどでした。

18世紀末。その時代にファッションリーダー的存在として君臨していたのが、王妃マリー・アントワネット。彼女は、様々な形をしていたハンカチーフの中から、正方形を選んで、国王ルイ16世に進言しました。「ハンカチーフは、タテとヨコの長さの等しいものにするように。」こうしてハンカチーフは正方形になってゆきました。

日本では、そのマリー・アントワネットの誕生日(11月2日)に近い文化の日の11月3日を「ハンカチーフの日」と定めました。

ハンカチーフには、ステキな歴史がかくれています。
ハンカチーフに思いをはせてみてはいかがでしょうか?


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